
そんなスペインにおいて、優秀な若手選手を表彰する賞が「フットボール・ドラフト」だ。2006年に創設された同賞は、現U-21スペイン代表監督のルイス・デ・ラ・フエンテ氏や記者らが選考委員を務め、16歳から20歳(※選考開始時点)のスペイン人選手の中で特に優秀な選手たちを「金」、「銀」、「銅」の3つにカテゴライズ。それぞれのベストイレブンを発表するものだ。
24日には、2019-20シーズン(最新版)の各受賞者が発表。ここでは「金」のベストイレブンに名を連ねた11人を紹介しよう。
[写真]=Getty Images
●GK イニャキ・ペーニャ(バルセロナ)
U-16から各年代別のスペイン代表に名を連ねる俊英で、今季はバルセロナのトップチームで第3GKを務める。マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとネトが立ちはだかるため、トップチームデビューは実現できていないが、バルサ育ちのGKらしく足元の技術は申し分ない。幼少期のアイドルはビクトル・バルデスで、今はテア・シュテーゲンを手本にしているという。