
グループD首位のリヴァプールは開幕3連勝を飾ったが、前節はホームでアタランタに完封負けを喫した。引き分け以上で突破が決まる今節は、勝ち点差2で2位につけるアヤックスをホームに迎えた。
リヴァプールは開始6分、カーティス・ジョーンズがペナルティエリア前中央でモハメド・サラーの落としを受けると、ダイレクトで狙ったが、これは惜しくも右ポストに直撃。一方のアヤックスは21分にデイヴィ・クラーセンがゴール前フリーでヘディングシュート、32分にはノゼア・マズラウィがミドルシュートを放ったが、どちらも得点には結びつかなかった。
後半はアヤックスが先に決定的なシーンを迎え、57分にマズラウィがエリア右に切り込んでシュートを打ったが、これはGKクィービーン・ケレハーにセーブされる。さらにファーポストのダヴィド・ネレスがこぼれ球に反応したが、シュートは惜しくも左ポストに弾き返された。
すると、難を逃れたリヴァプールは直後の58分に先制。ネコ・ウィリアムズが左サイドからファーサイドへクロスを送ると、ボールはGKの頭上を越える。それでも、GKの背後に走り込んでいたジョーンズが飛びつきながら右足で合わせてゴール。N・ウィリアムズとジョーンズの19歳コンビで先制点を奪った。