
昨年12月、トリッピアーは賭博規定違反により、FA(イングランドサッカー協会)から全世界で適用される10週間の出場停止処分と7万ポンド(約980万円)の罰金を科された。だが、アトレティコがFAによる処分を「不公平なもの」と主張し、FIFAに異議申し立てを行ったため、処分は保留となっていた。それでも、FIFAはアトレティコの異議申し立てを却下。FAが科した10週間の出場停止処分は全世界で適用されることが決まった。
トリッピアーはトッテナムからアトレティコ・マドリードに移籍した2019年7月に賭博に関与したとして、昨年5月にFAから告発されていた。「“関係者しか知りえない情報を用いての賭け事”に関する規定に違反した」として7件の容疑をかけられていたが、同選手は全てを否定。しかし、FAの調査の結果、そのうち3件は棄却されたが、残りの4件の違反は立証されていた。
現在30歳の同選手は今シーズン、公式戦20試合に出場。FAからの処分により、リーグ戦2試合を欠場したが、処分保留となったため、1月12日のセビージャ戦で復帰していた。だが、今回のFIFAの決定により、2月28日まで出場停止となり、同月23日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのチェルシー戦などを欠場する見込み。イギリスメディア『BBC』によると、アトレティコはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する予定だという。
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