
残留圏ギリギリ15位のビーレフェルトと10位のシュトゥットガルトによる昇格組対決。先に攻勢に出たシュトゥットガルトは16分、サーシャ・カライジッチがゴール前でクロスを収めて左足を振り抜いたが、これはGKシュテファン・オルテガの好セーブ。24分にはマテオ・クリモヴィッツがセンターライン付近からドリブルで持ち上がり、GKもかわして折り返したが、フィリップ・フェルスターのシュートは得点に結びつかなかった。
試合が動いたのは27分、ビーレフェルトが先制に成功した。左サイドを抜け出したヤコブ・バレット・ラウルセンが相手GKとDFの間に絶妙なグラウンダーのクロスを送る。ニアに飛び込んだ堂安にはわずかに合わなかったが、ファーポストに走り込んだファビアン・クロスが押し込んで先制点を挙げた。
1点リードで折り返したビーレフェルトは後半の立ち上がりに追加点。47分、堂安がエリア右からクロスを入れると、ゴール前の相手DFマルク・オリヴァー・ケンプフのオウンゴールを誘発した。さらに59分には、再び堂安が右サイドを抜け出してクロスを入れると、GKに弾かれたボールにファビアン・クロスが反応したが、得点にはつながらなかった。