
公式戦20連勝中のマンチェスター・Cが序盤から主導権を握った試合は、15分に動きを見せる。ロドリからの展開を受けたリヤド・マフレズが右足で折り返すと、中で待っていたラヒーム・スターリングの前で足を伸ばしたのは、守備に入ったレアンデル・デンドンケル。必死のディフェンスも実らず、ボールはそのままゴールを揺らし、オウンゴールでマンチェスター・Cが先制に成功する。
その後も前半を通してマンチェスター・Cがペースを握り、ウルヴズにシュートはおろか、エリア内でのタッチすら一度も許さない。すると44分、マフレズのクロスをベルナルド・シウヴァが頭で流すと、ゴール前のアイメリク・ラポルテが左足で押し込む。しかしこれはVARでオフサイドの判定となり、試合は1-0のまま後半へと入る。
後半もペースを握ったのはマンチェスター・C。51分にはテンポの良い崩しからデ・ブライネが左足で、54分にはマフレズがカットインから強烈な左足で狙う。しかし、これにはGKルイ・パトリシオが立ちはだかってゴールを許さない。
すると61分、ウルヴァーハンプトンは敵陣右寄りでFKを得ると、ジョアン・モウチーニョの蹴ったボールに飛び込んだのはコナー・コーディ。ダイビングヘッドでサイドネットに流し込み、ウルヴズがこの日最初のシュートで試合を振り出しに戻す。