
現在32歳のラキティッチは、スイスに生まれ、バーゼルの下部組織に入団。シャルケを経て、2011年夏にセビージャへと完全移籍すると、2013-14シーズンのヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。2014年夏にバルセロナへと完全移籍すると、6年間で公式戦310試合に出場し、リーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイを4回、チャンピオンズリーグ(CL)を1回、UEFAスーパーカップとFIFAクラブ・ワールドカップを2回制した。
今季からセビージャに復帰したラキティッチは、『LaLiga TV』のインタビューでバルセロナ時代を回顧。元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス氏(現アル・サッド監督)、同アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらとドレッシングルームを共有できたことは、本当に特別な体験だったようだ。
「僕がバルセロナに来たとき、選手たちのハングリーさは信じられないほどだった。シャビとは1年、アンドレス・イニエスタとはもう1年、一緒にトレーニングに励むことができたのは幸運だった。ピッチ上でもピッチ外でも、彼らから学んだ」
「あの人たちが手にした全ての成功は、与えられたものではなく、彼ら自身で勝ち取ったものだ。偶然ではない。どの選手にも役割があり、そして、みんながそれぞれのやり方で、常に勝つために戦っていた」