トッテナムは19日、ジョゼ・モウリーニョ監督および4名のコーチングスタッフを解任したことを正式発表した。クラブ公式サイトで伝えている。


 今回の発表に際し、同クラブのダニエル・レヴィ会長は「ジョゼと彼のコーチングスタッフは、クラブとして最も困難な時期を共に過ごしてきた。ジョゼは真のプロフェッショナルであり、パンデミックの際にも素晴らしい回復力を見せてくれた。個人的には彼と一緒に仕事をすることを楽しみにしていたが、お互い思い描いていたようにはいかなかったことを残念に思っている。彼はいつでもここで歓迎されるし、彼とコーチングスタッフの貢献に感謝したい」と声明文を発表。

 2019年11月からトッテナムの指揮官を務めていたモウリーニョ監督だが、今シーズンはここまでリーグ戦32試合を終えて勝ち点50で7位。19日付けのイギリス紙『デイリー・テレグラフ』は、プレミアリーグ後半戦での不振を主な理由として、レヴィ会長が今回の決断を下したことを伝えていた。


 なお後任の詳細については、時間を追って発表されるとのこと。現時点では暫定的にライアン・メイソン コーチがファーストチームの練習を率いる予定だという。