ブレーメンを率いるフロリアン・コーフェルト監督が自身の解任の噂に言及した。24日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。


 日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは24日、ブンデスリーガ第31節でウニオン・ベルリンとアウェイで対戦。大迫は88分から途中出場を果たしたが、3-1で敗北し、リーグ戦7連敗となった。DFBポカールでは準決勝に進出しているブレーメンだが、リーグ戦では不調に陥っており、コーフェルト監督の解任の可能性も浮上しているという。

 しかし、同監督はウニオン・ベルリン戦後、「ブレーメンというクラブが最も大事だ。私は逃げない」とクラブを1部に残留させる責任を果たすことを誓った。また、「すべてのクラブ関係者からの信頼も感じている」と語っている。


 リーグ戦31試合を消化して勝ち点30ポイントのブレーメンは現在14位。すでに降格が決定しているシャルケを除き、17位のヘルタ・ベルリンまでの勝ち点差はわずか4ポイントとなっており、ヘルタ・ベルリンは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現時点で消化試合が3試合少ない状況となっている。ブレーメンはシーズン最終盤、落とせない試合が続くが、残留を勝ち取ることはできるだろうか。