AFCチャンピオンズリーグの日程都合により前倒しで行われた一戦は18分、広島に決定機が訪れる。
広島は35分、左から仕掛けた藤井智也のクロスにJ・サントスが頭で叩きつけるように合わせるが、相手GK東口順昭のファインセーブに阻まれる。それでも36分、左サイドでフリーキックを獲得すると、キッカーの森島司は右足でゴールに向かうボールを供給。これを佐々木翔がヘディングで合わせて押し込んだ。
すると44分、G大阪が試合を振り出しに戻す。左のコーナーキックからチュ・セジョンがやまなりのボールを送ると、ファーサイドの一美和成が頭で押し込んだ。
広島は65分、鮮やかなカウンターを成功させて勝ち越す。コーナーキックの守備から素早く攻撃に転じると、J・サントスが見事なアウトサイドキックを前方に供給。藤井が斜めの動きで空けたスペースに抜け出した川辺駿は、右足を振り抜いてゴール上辺に突き刺した。
広島はG大阪の反撃を許さず、試合はこのまま終了。G大阪は2連敗で5戦未勝利、広島は7試合ぶりの白星で今季5勝目となった。
【スコア】
ガンバ大阪 1-2 サンフレッチェ広島
【得点者】
0-1 36分 佐々木翔(広島)
1-1 44分 一美和成(G大阪)
1-2 65分 川辺駿(広島)