インテルのシモーネ・インザーギ監督がサンプドリア戦後にコメントした。12日、イタリアメディア『Football Italia』が伝えている。


 インテルは12日のサンプドリア戦で18分に先制ゴールを挙げると、33分にサンプドリアの吉田麻也に1点を返される。インテルは前半終了間際に再びリードを奪うと、後半開始直後に失点して2-2のドローに終わっていた。

 インザーギ監督は試合後、「勝つべきだったし、勝てた試合だったから後悔が残る」とコメントし、悔しさを隠さなかった。「我々のようなチームが2度もリードしていたのに、イヴァン・ペリシッチやハカン・チャルハノールなどの簡単なチャンスでミスをしてしまった」と続け、決めきれなかった課題にも触れた。

 サンプドリア戦では終盤にステファノ・センシが右膝を負傷し、交代枠を使い切っていたインテルは10人での戦いを強いられた。ケガがちな同選手について「残念ながらいいニュースではない」とコメント。
「彼は2、3日トレーニングをしていて、よくやっていると思っていた。チャンスを作っていたのに結局最後の20分を10人で迎えることになってしまった」と悔しさを露わにした。

「我々のようなチームは、2度もリードしたら勝てるはずで、何が起こったのか分析する必要がある。悔しい結果だが、自信をもって、この結果を糧にして前に進むよ」

「10人になるまでは想定通りだった。このような試合では、我々は自分たちの強さを見極め、選手たちの体力を回復させなければならないが、この過密スケジュールでは簡単ではないよね」