ボルシアMGのスイス代表GKヤン・ゾマーが、27日に行われたDFBポカール2回戦バイエルン戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。


 ボルシアMGは27日に行われたDFBポカール2回戦でバイエルンと“ボルシア・パルク(ボルシアMGの本拠地)”で対戦。試合は、2分にMFクアディオ・コネのゴールで幸先良く先制すると、15分には左サイドから鮮やかに崩してMFラミ・ベンゼバイニが追加点を挙げた。さらに、20分にもベンゼバイニがPKを決めると、51分と57分にFWブリール・エンボロのゴールでリードを5点差に広げる。その後、強力なバイエルン攻撃陣をGKゾマーを中心にシャットアウトしたボルシアMGが5-0で勝利し、3回戦へ駒を進めた。

 2020年2月のライプツィヒ戦以来公式戦86試合ぶりにバイエルンを無失点に抑えたゾマーは「バイエルンに勝つために必要なリアクションを見せ、素晴らしいパフォーマンスを発揮した」と言及。続けて「序盤のゴールで幸先の良いスタートを切り、バイエルンのミスを見逃さなかった。
守備ではアグレッシブに攻めて、バイエルンが与えてくれたスペースを見つけることができたんだ」と試合を振り返った。

 昨シーズンは準々決勝で敗退したDFBポカールについて、ゾマーは「次のラウンドに進むことができてとてもうれしい。もちろん今はできるだけ上に行きたいと思っている」と意気込みを語った。