上位3チームの順位はすでに決定。そして今季は4チームがJ2降格というレギュレーションの中、3チームの降格が決まって迎えた最終節で、清水エスパルス、湘南ベルマーレ、徳島ヴォルティスがJ1残留を最後まで争う。
■第37節終了時の順位(勝ち点/得失点差/最終節の対戦相手)
15位 清水(39/-18/vsセレッソ大阪(H))
16位 湘南(36/-5/vsガンバ大阪(A))
17位 徳島(36/-19/vsサンフレッチェ広島(H))
第37節終了時では清水が勝ち点3を離しており優位な状況ではあるが、敗戦して下位2チームが勝利した場合、得失点差でひっくり返される可能性を残す。徳島は得失点差で湘南と差があるため、勝利が求められる。
同時刻開催で行われた中でまず動いたのは徳島vs広島。9分に青山敏弘の左クロスをファーサイドで飛び出した藤井智也がボレーで合わせて広島が先制すると、2分後にはその藤井のクロスからエゼキエウが決めて2点差に。36分にもセットプレーからエゼキエウに得点を許し、徳島は前半を0-3で終える苦しい展開となる。
清水は35分、C大阪にオウンゴールで先制点を献上したが、前半終了間際に西澤健太のFKから鈴木義宜のゴールで同点として前半を終える。湘南はチャンスを作るもG大阪GK東口順昭の堅守を崩せず。前半を終えた段階では徳島が降格という状況に。