長友佑都、百戦錬磨の経験を生かす時 若手から刺激受けW杯イヤーを突き進む
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 国際Aマッチ歴代2位の131試合に出場し、自身4度目となるワールドカップ出場を目指している長友佑都。彼にとって勝負の2022年、カタールW杯イヤーが幕を開けた。

 新シーズン始動の舞台となったのは、1月17日から21日に行われた国内組の日本代表合宿。2008年5月のコートジボワール戦で初キャップを飾ってから14年。長友が国内組のみの代表活動に参加したのは、2010年4月のセルビア戦以来である。当時は楢崎正剛中澤佑二ら年長者に囲まれてプレーしていたが、今はもちろん最年長。東福岡高校の後輩にあたる荒木遼太郎は16歳下、トレーニングパートナーで参加したチェイス・アンリに至ってはなんと18歳も年下だった。

「アンリとは何歳違うんだろう…、20歳近く違うんですよね。最近の高校生が何を考えているのか、何が流行っているのか、いろいろ話したら面白いですよね。楽しかったし、僕も青春に戻りましたよ」と長友本人も茶目っ気たっぷりに笑ったが、ガムシャラに這い上がろうとしていた若き日の自分に思いを馳せる好機になったのではないか。

 つねにチャレンジャーとして高みを目指していかなければ、いつトップ選手の座から陥落するか分からない。そういう危機感を持って5日間、全身全霊を注いだはずだ。

 実際、長友を取り巻く環境は年々、厳しさを増している。2018年ロシアW杯の頃も「おっさん」と呼ばれ、世間の批判を跳ね返そうと躍起になっていたが、時はさらに4年進んだ。今では30代後半に差し掛かり、世代交代論はより一層、高まっている。