明治安田生命J2リーグ第39節が22日に行われ、ロアッソ熊本FC町田ゼルビアが対戦。町田がクラブ史上初となるJ1昇格を決めた。


 今節、勝てば自力で、引き分け以下でも3位東京ヴェルディと4位ジュビロ磐田の結果次第で、2位以上が確定する状況で熊本の地に乗り込んだ町田。前半はピンチの場面を複数回迎えたものの、クロスバーやオフサイド判定に救われて0-0のまま前半終盤へ。すると44分、宇野禅斗が豪快なミドルシュートを突き刺し、町田が先制に成功する。

 1点リードで折り返した町田は52分に追加点を獲得。ペナルティエリア右からバスケス・バイロンが左足アウトサイドで中央に折り返す。受けた髙橋大悟はファーストタッチで相手をかわすと、バランスを崩しながらも左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。


 61分、町田が大きな3点目を獲得する。ペナルティエリア手前でこぼれ球に反応した下田北斗が左足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了し、3-0で勝利した町田が自動昇格圏内の2位以上を自力で確定させた。悲願のJ1初昇格となる。

 町田は2012年にJ2初昇格を果たしたものの、1年後にJFLへ再降格。2014年に新設されたJ3から再出発し、2016年にJ2復帰。
2018年は優勝争いに絡み、シーズンを4位で終えたものの、その年はJ1ライセンスを取得できず昇格プレーオフには参戦できなかった。2021年は5位で終えたものの、コロナ禍でプレーオフは実施されず、またしてもJ1への挑戦権は得られなかった。

 浮き沈みを繰り返していたが、昨年10月にサイバーエージェントの藤田晋氏が社長兼CEOに就任すると、今季開幕に改革を敢行。青森山田高校を率いていた黒田剛監督の招へい、ミッチェル・デュークやエリキらを獲得する大型補強が奏功し、序盤から首位を快走していた。

 次節、熊本は28日に敵地で清水エスパルスと、町田は29日にホームでツエーゲン金沢と対戦する。

【スコア】
ロアッソ熊本 0-3 FC町田ゼルビア

【得点者】
0-1 44分 宇野禅斗(町田)
0-2 52分 髙橋大悟(町田)
0-3 61分 下田北斗(町田)


【ゴール動画】宇野禅斗が豪快ミドルで先制弾! 髙橋大悟&下田北斗が追加点で町田J1昇格!