無所属の状態が続いているスペイン代表GKダビド・デ・ヘアだが、今後の去就は依然として不透明なようだ。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 現在33歳のデ・ヘアはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2009年夏にトップチーム昇格を果たした。2シーズンに渡って活躍した後、2011年夏にはマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍で加入。元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏の“後釜”として正守護神に定着すると、その後の約12年間で公式戦通算545試合に出場し、合計8つのタイトル獲得に貢献した。

 しかし、そんな同選手をめぐっては、マンチェスター・ユナイテッドが減俸を条件とした新契約を提示したことにより契約延長交渉が難航。結果的に両者は合意に至らず、今年6月30日をもって契約が満了となり、7月8日にはクラブから退団が正式発表された。その後は世界各国のクラブからの関心が噂されているものの新天地は依然として決まっておらず、無所属の状態が続いている。


 直近ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルからの関心が明らかになったデ・ヘアだが、週給50万ポンド(約9300万円)の高額オファーは妻であるエドゥルネさんの意向により拒否されたと報じられている。そんななか、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミも同選手の獲得に興味を示しているとのこと。元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が共同オーナーを務め、今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツらを獲得した同クラブはGKの補強を検討しており、無所属のデ・ヘアの動向を注視しているようだ。

 また、約12年ぶりのラ・リーガ復帰や新戦力のカメルーン代表GKアンドレ・オナナが不安定なパフォーマンスを見せているマンチェスター・ユナイテッド再加入の可能性も残されていると『マルカ』は指摘。果たして、スペイン代表で通算45キャップを誇る“名手”の新たな所属クラブはどこになるのだろうか。