明治安田生命J1リーグ最終節(第34節)が3日行われた。

 来シーズンから新たに開催されるAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の出場に向け、3位の座を死守したいサンフレッチェ広島は、アウェイで6位のアビスパ福岡と対戦。
シュート本数で福岡を圧倒するなど、終始相手ゴールに迫る広島だったが、スコアレスのまま時間が経過していく。しかし、ドローかと思われた後半アディショナルタイムに荒木隼人が劇的な決勝点を奪い、1-0で勝利を収めてACL2出場の可能性を残した。

 同じくACL2の出場権獲得を狙う4位・浦和レッズは、敵地で11位・コンサドーレ札幌と激突した。58分にアレクサンダー ショルツの得点で浦和が幸先良く先制に成功すると、72分には中島翔哉にJリーグ復帰後初ゴールが生まれ、2-0で終了。勝利した浦和が勝ち点「3」を積み上げたが、広島に1ポイント届かず4位で今季を終え、ACL2出場を逃した。

 前節にリーグ初制覇を決めたヴィッセル神戸は、ガンバ大阪との“阪神ダービー”を1-0で勝利。
2位フィニッシュが確定している横浜F・マリノスは、京都サンガF.C.に1-3で敗戦を喫したが、24分にアンデルソン・ロペスが今季通算22得点目をマークし、神戸に所属する大迫勇也とともに得点王を獲得した。なお、2名の得点王が誕生したのは2021年以来、2年ぶりで通算6度目となっている。

 セレッソ大阪をホームで迎え撃ったアルビレックス新潟は、試合終了間際に途中出場の長倉幹樹が決勝弾を奪取し、1-0で辛勝。FC東京は湘南ベルマーレを1-0で下して、5試合ぶりとなる白星を挙げた。敵地でサガン鳥栖との一戦に臨んだ川崎フロンターレは、87分に生まれたオウンゴールが決勝点となり、勝ち点「3」を手にした。
 
 残留のためには勝利が必須の18位・横浜FCは、鹿島アントラーズに力及ばす1-2で敗れ、1年でのJ2降格が決定。
試合会場となる『岐阜メモリアルセンター長良川競技場』の敷地内で事故があった影響により、キックオフ時刻が45分遅れた名古屋グランパスと柏レイソルの一戦は、後半アディショナルタイムにキャスパー・ユンカーがPKで同点弾を決め、1-1のドローで終了した。

 今節の試合結果と今季の順位、得点ランキングは以下の通り。

■第34節

▼12月3日(日)
北海道コンサドーレ札幌 0-2 浦和レッズ
鹿島アントラーズ 2-1 横浜FC
湘南ベルマーレ 0-1 FC東京
アルビレックス新潟 1-0 セレッソ大阪
京都サンガF.C. 3-1 横浜F・マリノス
ガンバ大阪 0-1 ヴィッセル神戸
アビスパ福岡 0-1 サンフレッチェ広島
サガン鳥栖 0-1 川崎フロンターレ
名古屋グランパス 1-1 柏レイソル 

■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
※現在開催中のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、日本チームのいずれかが王者となった場合は、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)にACL王者、神戸・天皇杯王者が参加。ACL2に横浜FMが出場する。

1位 神戸(71/+31)
2位 横浜FM(64/+23)
──────ACLE出場圏──────
3位 広島(58/+14)
──────ACL2出場圏──────
4位 浦和(57/+15)
5位 鹿島(52/+9)
6位 名古屋(52/+5)
7位 福岡(51/-6)
8位 川崎F(50/+6)
9位 C大阪(49/+5)
10位 新潟(45/-4)
11位 FC東京(43/-4)
12位 札幌(40/-5)
13位 京都(40/-5)
14位 鳥栖(38/-4)
15位 湘南(34/-16)
16位 G大阪(34/-23)
17位 柏(33/-14)
──────自動降格圏──────
18位 横浜FC(29/-27)

■得点ランキング
1位 22得点 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1位 22得点 大迫勇也(神戸)
3位 16得点 キャスパー・ユンカー(名古屋)
4位 15得点 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
5位 14得点 鈴木優磨(鹿島)
5位 14得点 細谷真大(柏)
7位 13得点 大橋祐紀(湘南)
8位 12得点 浅野雄也(札幌)
8位 12得点 レオ・セアラ(C大阪)

【動画】広島を3位に導く荒木隼人の決勝弾!