4日、鹿島アントラーズ岩政大樹監督の退任を発表した。

 昨年8月、レネ・ヴァイラー前監督の後を継ぐ形でコーチから昇格した岩政監督は、今シーズンも続投。
『新しい鹿島を創る』ことを掲げ、近年の課題であったビルドアップの改革などに着手した。

 しかし、選手を型にはめずに個性の融合を目指すチーム作りがなかなか軌道に乗らず、シーズン序盤には4連敗を経験。その後、クラブ史上初の無失点での5連勝など、復調の兆しはあったが、上位陣の横浜FM、神戸に敗戦するなど、勝負所で勝ち点を拾えず、最終的にはリーグ5位でフィニッシュした。また、YBCルヴァンカップでは準々決勝で敗退し、天皇杯では2年連続でJ2のヴァンフォーレ甲府に敗れて3回戦敗退。5シーズン連続の無冠に終わっていた。

 岩政監督は退任に際し、クラブ公式サイトで下記のコメントを残している。


「鹿島を離れることになりました。鹿島のこと、選手たちのことを考え続けた日々でした。後悔はありません。どんな時もチームを後押しし、選手たちを支えてくれた皆様に感謝いたします。選手時代も含めて約12年間、本当にありがとうございました」

 鹿島はクラブ史上初のACL制覇をもたらした大岩剛監督(現U-22日本代表)が2019年に退任して以降、ザーゴ監督(2020-2021)、相馬直樹監督(2021)、レネ・ヴァイラー監督(2022)、岩政監督(2022-2023)と毎年のように指揮官が変わっているが、来季はまた異なる指揮官を招聘することになった。