Jリーグは4日、11月・12月度の「2023明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP」、「月間優秀監督賞」、「2023明治安田生命JリーグKONAMI月間ベストゴール」を発表した。

 明治安田生命J1リーグのKONAMI月間MVPには、クラブ史上初の優勝を成し遂げたヴィッセル神戸よりFW大迫勇也が選出された。
大迫は11月と12月に行われたリーグ戦全3試合にフル出場。11月12日に行われた第32節浦和レッズ戦では、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに値千金の勝ち越しゴールをマーク。勝てば優勝という状況で迎えた同25日開催の第33節名古屋グランパス戦では、12分にポストプレーで井出遥也の先制点をアシストすると、その2分後にもクロスボールで武藤嘉紀の追加点をお膳立て。ゴール前で抜群の存在感を放ち、今季3度目、通算4度目の受賞を果たした。

 明治安田生命J3リーグからは、カターレ富山の背番号10をつけるFWマテウス・レイリアがKONAMI月間MVPに輝いた。マテウス・レイリアは11月と12月に行われたリーグ戦全5試合にスタメン出場。
11月4日に開催された第34節FC琉球戦でゴールを挙げ、3-1での勝利に貢献すると、2連敗を挟んで迎えた26日開催の第37節テゲバジャーロ宮崎戦ではハットトリックの大暴れ。6-0と大勝を遂げる原動力となった。最終的に富山は鹿児島ユナイテッドFCを得失点差で上回れず、J2昇格とはならなかった。だが、Jリーグ選考委員会の坪井慶介委員は「4得点1アシストの結果!惜しくも届かなかったが、J2昇格争いの中、勝点9の獲得に貢献した」と評価している。

 明治安田生命J1リーグの月間最優秀監督賞は、神戸を率いる吉田孝行監督が受賞。吉田監督は今シーズン2度目の受賞となっている。
前述の通り神戸は優勝の懸かった状況で浦和戦、名古屋戦を制すと、最終節のガンバ大阪戦も1-0で勝利し、最終的に3連勝でシーズンを締め括る形に。Jリーグ選考委員会の北條聡委員は「優勝争いのクライマックスで、したたかに勝利へ導いた。中盤の一角に井出遥也を据える采配も的中。優勝を決めた後の最終節も隙がなく、3連勝でシーズンを締めくくった」と評価した。

 明治安田生命J3リーグからは、ヴァンラーレ八戸を指揮する石﨑信弘監督が受賞。石﨑監督は今季初、自身通算4度目の受賞となった。
八戸は11月と12月に開催されたリーグ戦で3勝1分1敗。ラスト4試合は無敗で終え、7位フィニッシュを果たした。Jリーグ選考委員会の反町康治委員は「10月から負けは1試合だけ。3連勝もあり、1桁順位でシーズンを終えるのは監督の力量そのもの。愛媛、富山に勝利でそれを証明した」とその手腕を評価している。

 また、KONAMI月間ベストゴール賞に輝いた2名の選手も発表された。
明治安田生命J1リーグでは、京都サンガF.C.に所属しているFW豊川雄太が今シーズン初、通算2度目の受賞。豊川は12月2日に開催された第34節横浜F・マリノス戦の0-1で迎えた前半アディショナルタイム、敵陣中央で前を向いた金子大毅からのパスを受けるとクルリと反転し、自ら右足で流し込む。このゴールで勢いに乗った京都は、後半の立ち上がりに2点を記録し、3-1で逆転勝利。豊川もゴール数を「10」に伸ばし、J1で自身初の2桁ゴールを達成した。

 明治安田生命J3リーグからは、奈良クラブに所属しているFW酒井達磨のゴールが選出された。酒井は11月12日に行われた第35節カターレ富山戦の42分、ピッチ中央付近での奪い合いにより発生したルーズボールに反応すると、迷いなく左足を振り抜く。
シュートは飛び出していたGK田川知樹の頭を超えてゴールに吸い込まれた。酒井のゴールもあって、奈良はこの試合を2-0で勝利。酒井は続く第36節SC相模原戦でも2-1での逆転勝利に繋がる同点弾を決めており、ゴール数を「9」に伸ばしてシーズンを終えた。

 11月・12月度のの各表彰は下記の通り。

■2023明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP
J1:大迫勇也(ヴィッセル神戸)※今シーズン3度目、通算4度目の受賞
J3:マテウス・レイリア(カターレ富山)※初受賞

■2023明治安田生命Jリーグ 月間優秀監督賞
J1:吉田孝行(ヴィッセル神戸)※今シーズン2度目の受賞
J3:石﨑信弘(ヴァンラーレ八戸)※今シーズン初、通算4度目の受賞

■2023明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール賞
J1:豊川雄太(京都サンガF.C.)※今シーズン初、通算2度目の受賞
第34節 横浜F・マリノス戦 45+4分の得点


J3:酒井達磨(奈良クラブ)※初受賞
第35節 カターレ富山戦 42分の得点



【ゴール動画】11月・12月の月間ベストゴール