ウェストハムは13日、パルメイラスからU-20ブラジル代表FWルイス・ギリェルミを獲得したことを発表した。

 ブラジルの若き“至宝”が、欧州上陸を果たすこととなった。
クラブの発表によると、契約期間は2029年6月30日までの5年間。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は2500万ポンド(約50億円)ほどの見込みだ。

 L・ギリェルミは2006年2月9日生まれの現在18歳。パルメイラスのアカデミー育ちで、2023年4月に17歳でトップチームデビュー。以降は鋭いスピードとテクニック溢れるドリブル、そして左足から放たれるシュートを武器に、パルメイラスの“ジョーカー”として活躍。これまでパルメイラスのトップチームでは公式戦通算45試合のピッチに立っており、1ゴール1アシストを記録。
レアル・マドリードへの移籍が決まっているブラジル代表FWエンドリッキや、チョルシーへの移籍が噂される“メッシーニョ”ことU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンを筆頭とした、パルメイラス期待の“ニュースター”だ。

 完全移籍加入に際し、L・ギリェルミはウェストハムを通してコメントを発表。ウェストハムに加入した喜びを明かすとともに、新天地での意気込みを綴った。

「ウェストハムのみんな、特にティム(・シュタイテン氏/テクニカルディレクター)と彼のチームがブラジルに来てくれて、僕だけでなく僕の家族とも話をしてくれた。彼らはこのクラブのプロジェクトをプレゼンしてくれて、僕も家族もそれを気に入った。だからこそ、ウェストハムと契約することができて嬉しいし、できる限りの力を尽くして貢献したい。
うまくいけば、素晴らしい旅が待っているはずさ」

「監督とは既に話をした。彼が持つプロジェクトについても聞かせてもらったし、彼から多くのことを学べると思う。なんて言ったって、彼はスペインの代表で監督を務め、ビッグクラブを率いた経験もあるのだからね」

「プレミアリーグは世界最高のリーグだ。僕はウェストハムのスタッフ全員と時間を過ごすことで、現段階の自分にとって必要不可欠な成長を成し遂げられると確信している」

「幼い頃、機会があればイングランドのサッカーを見ていた。そんな様子で育ってきたからこそ、ここでプレーできるなんて信じられない気持ちだよ。11歳の頃から夢見たことが今、現実となった。
とてもうれしいし、ウェストハムには心の底から感謝している。さあ行こう!」

 また、シュタイテンTDもコメントを発表。若くしてビッグクラブから注目を集める存在だったL・ギリェルミの加入を喜ぶと同時に、異国での生活とサッカーに適応するため、クラブとしてどのようなサポートをしていくのかも明かしている。

「ルイス・ギリェルミがウェストハムの選手となったことを非常に喜ばしく思う。彼は抜きん出た才能を持つ選手で、我々も長年にわたって追いかけてきた。そして、彼が獲得可能であることに気づいてからは、ジュレン(・ロペテギ監督)と私は彼をロンドンへ連れてくる決意を固めた」

「ルイスはパルメイラスで素晴らしいプロキャリアのスタートを切った。
彼はウイングプレイヤーでありながら、他の攻撃的なポジションでもプレーできる柔軟性を持っている。これは現代のサッカーにおいて重要かつ貴重な要素だ。技術面での才能に恵まれているだけでなく、スピード、力強さ、スタミナといったフィジカル面でも非常に優れている。これらは、プレミアリーグとイングランドサッカーに求められる要素で、ここに適応するのに役立つだろう」

「ルイスはまだ非常に若いが、トップチームでインパクトを与える準備ができていることに間違いはない。彼は、他の素晴らしい若手選手や、彼をサポートしてくれる人々に囲まれた、素晴らしい環境にやってくることとなる。我々は彼の身の回りの世話もするつもりだし、彼と彼の家族が落ち着けるよう手助けする。
もちろん、この環境に適応するための時間を与えるつもりだが、同時に彼のポテンシャルはすぐに発揮されるものとも思っている。ただし、まず期待するのは彼の将来性だ。彼がウェストハムで成長するのを楽しみにしている」

「ルイスの獲得を実現するために、我々はクラブ全体で懸命に働き、取締役会とも緊密に連携をとってきた。我々はプレミアリーグの厳しさを知っているし、来シーズンは競争力のあるチームを作りたい。しかし同時に、より長期的に、将来を見据えた計画も立てなければならない。ルイスのようなエキサイティングな若手選手は、我々がそのような目標に到達するための手助けをしてくれるだろう」

「ウェストハムのスタッフ一同は、ルイス・ギリェルミと彼の家族をイースト・ロンドンに歓迎する。
そして、彼のここでのキャリアが成功することを祈っている」


【画像】ウェストハムのユニフォームに身を包んだルイス・ギリェルミ