クロアチア代表MFルカ・モドリッチレアル・マドリード/スペイン)が、EURO2024に向けての意気込みを示した。14日、クロアチアサッカー連盟(HNS)公式サイトがコメントを伝えた。


 2006年に代表デビューを飾った38歳のモドリッチにとっては、5大会連続となる欧州選手権の舞台となる。2018年と2022年のFIFAワールドカップで躍進したクロアチア代表だが、EUROでの過去最高成績は準々決勝(1996、2008)止まり。そんな“ヴァトレニ”の心臓は、「僕たちは素晴らしい結果を望んでいる。近年のW杯やUEFAネーションズリーグでは僕たちがトップグループに位置していることを示してきたが、EUROではあと一歩が欠けていた。今の僕たちは自信に満ち溢れている」と意気込みを示した。

 悲願の優勝に向けての第一関門は、スペイン代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居する“死の組”だ。
モドリッチも「かなり難しい、もしかしたら今大会で一番難しいグループかもしれない」と評価しているが、「だけど、僕たちは偉大な結果を望んでいるし、僕たちは近年高いレベルのサッカーを披露してきた。世界のベストチームの一つだし、EUROでも繰り返せると信じている」と、グループ突破への自信を示した。

 15日に行われるスペイン代表との初戦は、ベルリンの『オリンピアシュタディオン』が会場となる。2006年のドイツW杯、クロアチア代表の初戦ブラジル代表戦(●0-1)と同じスタジアム。当時20歳だったモドリッチは同試合でベンチ入りしたものの出番は訪れなかったが、「あの雰囲気はまだ覚えている」という。

「2006年から、僕は選手としてすべての部分で成長した。
自分のことについて話すのは難しいし、それは他の選手に任せるよ」

「誰かが僕たちのことを“ダークホース”と見なしたり、本命候補から外したとしても、そんなことは関係ない。僕たちにとって大事なことは、自分たち自身に集中し、長年にわたって僕たちを飾ってきた一体感を示すことだ」

 対戦相手のスペイン代表は2012年にEUROを制した“無敵艦隊”との比較で「小粒」と評価されることも多いが、モドリッチは「世代の比較は好きじゃない。今の世代もタレントの宝庫だ。若手とベテランがうまく融合しており、僕は彼らを高く評価している」と警戒を怠らない。

 スペイン代表の注目選手の一人に挙げられるのは、モドリッチの代表デビュー後に生まれた16歳のFWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン)だ。同選手を「偉大なキャリアが待っている恐ろしい才能の持ち主」と評したモドリッチは、自身とヤマルの年齢差について聞かれると、「僕自身の話題でそういう話を聞くと、僕もかなり老けたなって思うよ(笑)。
だけど年齢は関係ない。若くても年寄りでも、ピッチ上で何を示せるかが一番重要なんだ」と、尽きぬ情熱を示した。

 注目のスペイン代表vsクロアチア代表は、日本時間15日25時(16日1時)のキックオフを予定。試合の模様はWOWOWおよびABEMAで放送・配信される。