サンフレッチェ広島は15日、日本代表MF川村拓夢がチームを離脱することを発表した。

 発表によると、川村は海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することになったという。
なお、今後は現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定となっており、移籍先は契約締結後に改めて発表されることになる。

 川村は同日に行われた明治安田J1リーグ第18節の東京ヴェルディ戦にフル出場し、4-1の勝利に貢献。チーム離脱の公式発表はまだだったが、試合後にはチームメイトに囲まれて涙を流す姿もあり、ホームサポーターからもチャントが歌われてお別れムードに包まれていた。

 川村は離脱前のラストゲームを終え、「このスタジアムで最後にプレーできて、みんなと勝利できて、サポーターの方と喜び合えたのはすごくよかった」と勝利を喜び、「僕の夢は広島でJリーグで優勝することで、その夢は変わらない。また広島に戻ってきて、このチームを勝たせられるような選手になるために、このクラブからまたオファーをもらえるような活躍を海外でしたい」と意気込んだ。

 現在24歳の川村は広島出身で、広島のジュニアユース、ユースを経て、2018年にトップチームへと昇格した。
広島では出場機会を確保することができず、2019年から愛媛FCへ期限付き移籍。2021年は明治安田生命J2リーグで34試合出場8得点を記録すると、翌シーズンに広島復帰を果たした。今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで14試合に出場し、2ゴールをマーク。1月に行われたタイ代表との親善試合で日本代表デビューを飾り、初ゴールも決めていた。