明治安田J2リーグに所属する
V・ファーレン長崎は30日、「V-VAREN SUMMER FESTIVAL 2024 in トラスタ」で負傷した下平隆宏監督が、右足アキレス腱断裂と診断され手術を受けたことを発表した。
1971年12月18日生まれの下平監督は現在52歳。
現役時代は
柏レイソルなどでプレーし、2004年に引退を決断した。以降は柏の強化部スタッフとしてスカウト活動に携わり、2009年にU-18ユースチームのコーチに就任。2010年からは監督を務めると、2016年からはトップチームのコーチを務め、3月から指揮官に内部昇格した。その後は
横浜FCを13年ぶりのJ1昇格へと導き、
大分トリニータでの指揮を経て、今シーズンから長崎のコーチに就任。ファビオ・カリーレ前監督の退任により2月から正式に監督の座に就くと、昇格争いを展開しながらリーグ2位で中断期間を迎えた。
そんななか、28日に開催された長崎のファン感謝祭「V-VAREN SUMMER FESTIVAL 2024 in トラスタ」で負傷した下平監督。長崎は同監督が右足アキレス腱断裂によって、7月29日に手術を受けたと発表し、「下平監督の怪我の完治に向け、チームとしても全力でサポートしてまいります」とコメントを発表している。
なお、8月3日(土)に開催される2024明治安田J2リーグ第25節の
水戸ホーリーホック戦は、変わらずチームの指揮を執るとのこと。負傷した下平監督は、クラブ公式サイトで以下の通りコメントを発表した。
「ファン、サポーターの皆様、いつも応援ありがとうございます。28日にトラスタで行われたファン感謝祭で直接皆様に日頃の感謝の気持ちをお伝えしたかったのですが、怪我で途中退場してしまい伝えることができず、申し訳ございませんでした。そして、皆様にはご心配をおかけしていますが、8月3日のホーム水戸戦からは問題なく指揮を執れます。
J2優勝、J1昇格に向け、改めて選手、スタッフ、クラブが一丸となって戦っていきますのでこれからも応援よろしくお願いします。 そして、クラブに関わる全ての皆様の力を合わせて、一緒に最高の舞台にいきましょう!」