“ミッチ”の愛称で親しまれるランゲラックは1988年8月22日生まれの現在35歳。
7年目の今シーズンは主将としてチームを牽引するミッチ。シーズン終了後のクラブ退団を早い段階で発表したことについて、「自分の決断を共有して残りのシーズンを闘うほうが、感謝を示せると思った」と語っていたが、移籍先が決定したことに伴い、改めてクラブ公式サイトにてコメントを残している。
「名古屋グランパスファミリーの皆さんへ。このたび、来シーズンから、自分のキャリアの最初のクラブであるメルボルン・ビクトリーFCに戻ることを決めました。皆さんにはすべてを包み隠さずお伝えすることが大切だと思うので、ここにお知らせします。この決断を皆さんに知ってもらうことで、無駄な気を散らすものを取り除いて、名古屋でのプレーに専念し、今シーズンのクラブの成功に全力を注ぎたいと考えています」
またメルボルン・ビクトリーによると、契約期間は2026年夏までの1年半とのこと。
「すべてが始まったメルボルン・ビクトリーに戻れることに興奮している。家族にとっても、自分自身にとっても、今が故郷に戻る正しいタイミング。そうした決断を下した時に、ビクトリー以外に戻るクラブはない。ビクトリーでの最後のシーズンとなった2010年は、チャンピオンシップ優勝まで後少しで、それは昨シーズンも同じだったね。だから僕の目標は、チームが究極の成功を収め、シーズン最後にトロフィーを掲げるのを助けることだ」