2023-24シーズンのラ・リーガ開幕までは残りおよそ1週間となっており、マジョルカはプリメーラ(1部)昇格後3年目のシーズンを迎える。
試合の均衡が破れたのは序盤の9分のこと。マジョルカはピッチ中央付近でボールを繋ぐと、顔を上げたセルジ・ダルデルが背後のスペースへスルーパスを送る。このボールに抜け出した浅野が、胸トラップから左足でループシュートを沈め、マジョルカが先手を取った。
だが、新シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に出場するボローニャも、このまま黙ってはいない。25分、左からのグラウンダーのクロスボールをサンティアゴ・カストロがダイレクトで押し込み、試合を振り出しに戻した。
1-1で後半に折り返すと、ボローニャが攻勢を強めたが、これ以上ゴールネットが揺れることはない。試合はPK戦に突入し、5-6とボローニャの勝利に終わった。なお、マジョルカは前後半で11名全員を入れ替えており、浅野は前半のみのプレーとなった。
いよいよ、来週には欧州主要リーグが開幕。
【スコア】
マジョルカ 1-1(PK戦:5-6) ボローニャ
【得点者】
1-0 9分 浅野拓磨(マジョルカ)
1-1 25分 サンティアゴ・カストロ(ボローニャ)
【ゴール動画】浅野拓磨、技ありループで先制ゴール