昨シーズンのリーグ戦でクラブワーストの58失点を喫するなど守備面で不安定さを露呈したマンチェスター・ユナイテッドが、一線級のセンターバック(CB)を確保した。
1999年8月12日生まれで現在25歳のデ・リフトは母国の名門アヤックスの下部組織出身で、2016年11月にトップチームデビューを果たした。程なくして最終ラインの主軸に定着すると、2018-19シーズンにはクラブ史上最年少の19歳でキャプテンに就任。同クラブでは公式戦通算117試合に出場し13ゴール7アシストをマークした。
その後はユヴェントスで3シーズンに渡って活躍し、2022年夏にバイエルンへ完全移籍加入。初年度はCBの主軸としてブンデスリーガ制覇に貢献し、2年目の昨シーズンは負傷離脱がありながらも公式戦30試合に出場した。同クラブでの通算成績は公式戦73試合出場5ゴール2アシストとなっている。また、2017年3月にデビューしたオランダ代表ではここまで国際Aマッチ通算45試合に出場している。
アヤックス時代に指導を受けたエリック・テン・ハフ監督の下でキャリアの新たな章をスタートさせるデ・リフトは、マンチェスター・ユナイテッドのクラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「マンチェスター・ユナイテッドが僕を求めていると聞いたとき、このような歴史あるクラブで新たな挑戦ができることに興奮を覚えた。その後の話し合いで、首脳陣が示したビジョンと、その中での僕の役割に感銘を受けた。
【公式発表】デ・リフトのマンU加入が決定! テン・ハフ監督と再共闘へ