昨シーズンのリーグ戦を2位で終えたモナコは、開幕節でサンテティエンヌを下して白星発進。
前半は落ち着いた展開となったが、30分に決定機が南野に訪れる。ペナルティエリア内でボールを受けた南野が上手く相手を交わして、GKと1対1に。しかし、惜しくもGKルーカス・ペリに触られ、ゴールポストに嫌われた。
前半は0-0で折り返し、後半に入った65分に試合が動く。ペナルティエリア右角手前で上手く体の向きを作ったMFマグネス・アクリウシェは、19歳MFエリース・ベン・セギルからのパスを引き出し、相手を引きつけてからリターンパス。ボールを受けたベン・セギルは細かいタッチで相手をずらし、DFの間を抜くシュートを放つ。これがゴール左隅に決まり、モナコが先制に成功した。
その後、80分には追加点が生まれる。左サイドをDFカッソム・ワタラが猛然とオーバーラップしてスルーパスを受けると、リヨンDFとGKの間に絶妙なラストパスを供給。
後半アディショナルタイムにラミン・カマラが2枚目のイエローカードで退場処分を受けたが、試合はこのまま2-0で終了。モナコが開幕2連勝を飾った。一方、開幕節でスタッド・レンヌに0-3で敗れていたリヨンは開幕2連敗で5失点と苦しいスタートになった。
次節、リヨンは30日にアウェイでストラスブールと、モナコは9月1日にホームでRCランスと対戦する。