徳島ヴォルティスは2日、MF内田航平とFW西野太陽の負傷状況を報告した。

 クラブからの発表によると、両選手ともに28日付のトレーニングにて負傷したという。
内田の診断結果は「左ひ腹筋肉離れ」で、全治までに要する期間は約8週間。西野の診断結果は「右足部じん帯損傷」で、全治までに要する期間は約6週間とのこと。回復の進行には個人差があるものの、順調に進めば、内田は10月27日に控えた2024明治安田J2リーグ第36節ザスパ群馬戦、西野は同20日に控えた第35節藤枝MYFC戦の前までにはピッチに戻ってくることができそうだ。

 現在31歳の内田は水戸ホーリーホックを経て、2018シーズンより徳島でプレー。今季は開幕戦のヴァンフォーレ甲府戦(●1-5)でのケガにより出遅れたものの、ここまで6試合出場1得点を記録。直近の数試合は先発での出場機会も得ていただけに、無念の再離脱となった。

 一方、現在22歳の西野は徳島の育成組織出身で、京都橘高校を経て2021年より徳島へ帰還。昨季は主力として徳島の攻撃陣をけん引し、背番号を「14」に変更して迎えた今季も、開幕からスタメン出場を続けていたが、第11節藤枝戦(○1-0)で脳しんとうおよび右頬骨骨折と診断され、一時的にピッチを離れた。今季はここまで14試合に出場していたなか、リーグ戦の最終盤で再びピッチに戻ることが期待される。

 2024明治安田J2リーグは第29節までを消化したものの、徳島は台風10号の影響により、8月31日に予定されていた第29節清水エスパルス戦が中止となった。そのため、現時点では消化試合数が1つ少ないなか、10勝6分12敗の勝ち点「36」で14位につけている。
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