セバージョスについては、1日に行われたラ・リーガ第4節ベティス戦(○2-0)に先発出場。
ベティス戦から一夜が明け、レアル・マドリードがセバージョスのメディカルレポートを発表。メディカル部門による検査の結果、右足首の靭帯を損傷していることが確認され、グレードⅢの捻挫と診断された。クラブから離脱期間は公表されていないものの、スペインメディ『マルカ』によると、6~8週間程度の離脱が見込まれるという。
現在28歳のセバージョスは、2017年夏にベティスからレアル・マドリードへ完全移籍加入。その後、アーセナルへの2年間のレンタル移籍を経て、2021年夏にレアル・マドリードに復帰した。2022-23シーズンは自己最多となる公式戦通算46試合の出場で1ゴール9アシストを記録し、クラブとの契約を延長。スペイン代表復帰も果たしたが、昨季はプレシーズン期間の負傷の影響で出遅れると、復帰後も序列を覆すことができず。終わってみれば27試合の出場、うち先発は8試合のみと“不完全燃焼”のシーズンを過ごしていた。
今夏には移籍の噂も浮上していたものの、レアル・マドリード残留を決意。ベティス戦は今季初のスタメン出場となっただけでなく、レアル・マドリードでの公式戦通算150試合目の出場だった。
現在、レアル・マドリードでは、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ、イングランド代表MFジュード・ベリンガムが負傷中。“インテリオール”(インサイドハーフ)に離脱者が続出しているなか、セバージョスにとっては自身の価値を示す絶好の機会でもあったが、無念の負傷離脱が決まった。
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