長期離脱となったなでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗(マンチェスター・シティ・ウィメンズ/イングランド)が現在の心境を明かした。

 パリオリンピック2024(パリ五輪)を戦うなでしこジャパンに招集されていた清水は、7月25日に行われたグループC第1節のスペイン女子代表戦(●0-2)に先発出場。
しかし、同試合中に右ひざのあたりを抑えて倒れ込み、最後まで起き上がることができずに、担架でピッチを後にしていた。

 状態に注目が集まっていた清水だが、12日にマンチェスター・シティ・ウィメンズのクラブ公式X(旧:ツイッター)を通して、ひざの前十字じん帯を断裂していた同選手が手術に踏み切り、無事に成功したことが発表された。

 その後、清水は自身のインスタグラムを更新し、「クラブからのリリースがあった通り、長期離脱になりますが1つ1つ焦らず進めたらと思います!!」と心境を綴った。

 続けて、英語でも「復帰まで長い道のりになることはわかっていますが、シティファンの皆さんの前でプレーすることを楽しみにしています」とメッセージを送った。

 現在28歳の日テレ・東京ヴェルディベレーザを経て、2022年夏にウィメンズ・スーパーリーグ(イングランド女子1部リーグ)のウェストハム・ウィメンへ完全移籍加入。2シーズンに渡って主力を張り、公式戦通算54試合に出場したものの、今年6月30日の契約満了をもって退団していた。その後、7月12日にマンチェスター・シティ・ウィメンズへの加入が発表。契約期間は2027年6月30日までの3年間で、背番号は「2」に決定していたが、長期離脱を余儀なくされたことで新天地デビューはしばらく先のことになった。


【報告】清水梨紗が心境を綴った


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