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今夏パウロ・フォンセカを招へいしたミランは、セリエA開幕3試合で2分1敗未勝利と苦しいスタートになったが、第4節ヴェネツィア戦では4-0で快勝し、勢いをつけてCL初戦に臨む。
試合は開始早々に動いた。ミランGKマイク・メニャンのロングフィードをDFダヴィデ・カラブリアが競り勝つと、FWアルバロ・モラタがつなぎ、クリスチャン・プリシッチがスピードを活かしてドリブルで前進。ペナルティエリア内へ侵入し、角度のない位置から低く鋭いシュートを放つと、見事にサイドネットへ吸い込まれた。ホームのミランが先制に成功する。
早々に1点を追いかける展開になったリヴァプールは、17分にペナルティエリア内からFWモハメド・サラーがシュートを放つが、クロスバーに跳ね返される。それでも23分、セットプレーから同点に追いつく。左サイド深い位置からのフリーキックをDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが蹴ると、DFイブラヒマ・コナテがヘディング。高い打点のシュートはゴールに突き刺さった。
同点に追いついたリヴァプールは立て続けに決定機を作る。26分には高い位置でボールを奪い、MFアレクシス・マック・アリスターのラストパスからFWディオゴ・ジョッタがシュート。30分にはサラーがペナルティエリア内のこぼれ球を拾って振り向きざまにシュートを放つが、クロスバーに跳ね返された。
決定機を逸したリヴァプールだが、40分に再びセットプレーで試合を動かす。右サイドからのコーナーキックをDFコスタス・ツィミカスが蹴ると、ゴール前に入ったDFフィルジル・ファン・ダイクが高い打点でヘディング。シュートはゴールネットに吸い込まれ、リヴァプールが前半のうちに逆転に成功した。
後半に入り、リヴァプールがリードを広げる。67分、MFライアン・フラーフェンベルフ、MFドミニク・ソボスライとつなぎ、FWコーディ・ガクポが力強く突破。ペナルティエリア内からの折り返しにソボスライが合わせて、ゴールネットを揺らした。
2点差に広げたリヴァプールは、後半アディショナルタイムにFWフェデリコ・キエーザ、日本代表MF遠藤航を投入。試合はこのまま1-3で終了し、リヴァプールが逆転勝利を飾った。
CLリーグフェーズ第2節は現地時間10月1日から2日にかけて行われ、ミランはアウェイでレヴァークーゼン(ドイツ)、リヴァプールはホームでボローニャ(イタリア)と対戦する。
【ハイライト】ミラン vs リヴァプール