セルティックに所属するFW古橋亨梧とFW前田大然、MF旗手怜央に高評価が与えられている。

 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が18日に行われ、セルティックはスロヴァン・ブラチスラヴァと対戦。
17分にリアム・スケールズのゴールで先制すると、その後は古橋と前田にも得点が生まれるなど、5-1で白星スタートを飾った。

 この試合に前田はフル出場を果たしたほか、先発出場した旗手と古橋は77分までプレーし、それぞれ勝利に貢献を果たした。試合後、選手採点を発表したスコットランド紙『ザ・スコッツマン』はゴールを挙げた古橋と前田に「7」点、前田のゴールをアシストした旗手に「8」点をつけた。

 寸評では古橋について、「この小柄なストライカーは後半開始時に得点表に載ったが、もっと早く得点すべきだった。しかし、ペナルティエリア内での動きはよかった。特に腹部を使ってタイミングよくゴールに駆け込む動きは素晴らしかった。スロヴァン・ブラチスラヴァの張り詰めた守備を終始緊張させ続けた」と賛辞が送られた。

 また、前田については「この日本のポケットロケットはなんともイライラさせられる選手だ。70分に旗手からのパスをゴールに流し込んで、ようやく得点表に載ったが、前半には至近距離からキーパーに直撃したヘディングシュートが彼の無駄使いを象徴していた。それでも、最初から最後まで並外れた働きぶりで、(グレッグ・)テイラーの守備の支えとなった」と評価した。

 そして、旗手についても「前田にボールを渡して4点目のゴールをアシスト。この日本人選手は常に前線に立つことを狙っており、中盤の主力選手の一人だった。
すでに(アルネ・)エンゲルスと良好な関係性を築いている。いい夜の後、交代となった」と称賛した。
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