アジアサッカー連盟(AFC)が大会を再編して今季初開催となったACL2は、日本から広島が参戦し、初戦に臨んだ。
試合は立ち上がりからホームの広島が圧倒的にボールを支配し、一方的に攻撃を仕掛ける展開になった。ただ、カヤFCが徹底的に守備を固めてきたこともあり、なかなかゴールをこじ開けることができない。
それでも37分に均衡を破る。後方から左サイドを駆け上がったイヨハ理ヘンリーがペナルティエリア内へドリブルで侵入。一度は相手にボールを奪われるが、すぐに奪い返し、満田誠のラストパスをドウグラス・ヴィエイラが押し込んだ。広島が待望の先制点を奪い、前半を1-0で折り返す。
ハーフタイム後に広島は中野就斗とゴンサロ・パシエンシアを投入。後半もボールを支配して試合を進めた。すると、54分に追加点が生まれる。満田がドリブルで相手を引きつけてパシエンシアへパス。
64分には左サイドから満田が正確なクロスを供給すると、ゴール前でイヨハ理ヘンリーがヘディングシュート。これがゴールネットに吸い込まれ、リードを3点に広げた。
試合はこのまま3-0で広島が勝利。ACL2初戦で勝ち点3を手にすることに成功した。ACL2第2節は10月3日に行われ、広島はアウェイで東方(香港)と対戦する。
【スコア】
サンフレッチェ広島 3-0 カヤFC・イロイロ
【得点者】
1-0 37分 ドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)
2-0 54分 ゴンサロ・パシエンシア(サンフレッチェ広島)
3-0 64分 イヨハ理ヘンリー(サンフレッチェ広島)
【ハイライト】満田が3アシスト!広島がACL2初戦で勝利!