サウジアラビア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督が、日本代表戦を振り返った。10日、サウジアラビア紙『アリヤディヤ』や同『アル・シャルク アル・アウサト』などが伝えている。


 FIFAワールドカップ26アジア最終予選・第3節が行われ、日本代表とサウジアラビア代表が対戦。14分に鎌田大地が先制ゴールを奪うと、81分には小川航基がヘディングで追加点を決め、日本が2-0で勝利を収めた。

 この結果、敗れたサウジアラビア代表は勝ち点で並んだオーストラリア代表に得失点差で抜かれ3位に後退してしまった。しかし、試合後、マンチーニ監督は「最も重要なことは出場権獲得であり、1位と2位に違いはない」とレギュレーションが変わったため、グループの上位2チームに入ればいいことを強調した。

「全体的にはアジア最強のチームの一つである相手にいい試合をした。チャンスをあまり許さなかったが、作ることができなかった。もっとチャンスを作らなければならなかったけど、日本も前半はチャンスを作れなかった」

「グループが始まる前から、日本が首位となる最大の候補であることはわかっていた。私たちはオーストラリアと2位の座を争っている。勝つためにオーストラリアと戦うよ」

 なお、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』では、年俸2500万ユーロ(約41億円)という契約を締結していることが報じられているが、高額な年俸を貰いながら結果を残せていない状況から解任論も浮上しているマンチーニ監督。このことについて問われると、「俺の銀行口座でも見たのか?」と不満げに語った様子も伝えられている。


【ハイライト動画】サウジアラビア代表vs日本代表

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