鳥栖は19日の2024明治安田J1リーグで17位京都サンガF.C.との直接対決で敗れ、京都よりも下の順位が確定。
そして1時間後にキックオフした試合では、15位湘南ベルマーレが首位サンフレッチェ広島に逆転勝利。残留圏のチームがすべて勝ち点「39」以上に到達し、勝ち点「26」で最下位に沈む鳥栖は、4試合を残して降格圏の18位以下が決定した。
2012シーズンのJ1リーグ初挑戦以降、時には上位争い、時には残留争いを経験。苦しい財政事情のなか、一度も降格することなくトップリーグを生き抜いてきた。しかし、相次いで主力が流出した影響もあり、今シーズンは序盤から低迷。8月に川井健太前監督を解任して木谷公亮テクニカルダイレクターが監督に就任したものの、新体制で1勝を挙げることもできないまま、クラブ史上初のJ2リーグ降格が決定した。