名古屋グランパスは1日、ルヴァンカップ決勝のアルビレックス新潟戦に向け、会場の国立競技場で公式練習を実施した。

「国立に来て『懐かしいな。
1年ぶりか』という気持ちで、あの時の記憶・思い出が蘇ってきました。あとPK外したなって……(笑)。でも、勝った後のみんなで喜んだ景色は忘れられないし、あの時にまたすぐに次も優勝したいと思いました」と話したのは、今季アビスパ福岡から名古屋に移籍したFW山岸祐也だ。福岡は昨季のルヴァンカップ決勝で浦和レッズと対戦し、2対1で勝利。クラブ史上初のメジャータイトルを獲得した。2季連続でのルヴァンカップ決勝の舞台に立つことになる山岸は「いい雰囲気でいい練習ができたと思いますし、とにかく楽しみです」と明日の一戦を見据えた。

 山岸は今大会で3得点を決めており、プライムラウンド準決勝の横浜F・マリノス戦では第1戦・第2戦と連続得点をマークしている。「ゴールという結果はチームを助けると思います。特に(第1戦で)3対0になった時のゴールは大事だったと思うし、ホームでもゴールを決めることができて決勝の舞台に進めたので、決勝でもゴールを狙っていきたいと思います」とゴール宣言。「チームみんなのおかげでここまで来れたと思っているし、自分もその中の一員として戦えていることに誇りを持っています。ただ、優勝しないと何も意味がないと思っているので、明日はしっかりと勝って喜びたいと思います」と話した。

 名古屋対新潟のルヴァンカップ決勝は、明日2日(土)国立競技場にて13時5分キックオフ。
試合の模様はフジテレビ系列で全国生中継される。
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