現在30歳のJ・サントスは、かつて柏レイソル、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島でプレー。2022年に広島を退団後、フォルタレーザを経て2023年3月にボタフォゴに活躍の場を移し主力として活躍していた。
しかし、今年7月20日に行われたカンペオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権1部)第18節インテルナシオナル戦で脛骨を骨折。その後、9月28日の同第28節のグレミオ戦で12分間ピッチに戻るも、再び戦列から離れていた。
長期離脱が続いていた同選手だが、11月5日に行われた第32節のヴァスコ・ダ・ガマ戦で再びベンチ入りを果たすと、後半途中からピッチに投入され、71分にペナルティエリア左サイドでスルーパスに反応しチップキックでゴール。これは、J・サントスにとって6月16日に行われた第9節グレミオ戦以来142日ぶりの得点となった。
J・サントスの活躍もあり、試合はボタフォゴが3-0でヴァスコ・ダ・ガマに勝利。2位のパルメイラスとの勝ち点差を「6」とし首位の座を堅持した。
試合後、ボタフォゴのオーナーを務めるアメリカ人のジョン・テクスター氏は、J・サントスのスパイクを磨くジェスチャーをして同選手を称賛。
そして、復帰戦でゴールを決めたJ・サントスは「もう復帰できないと思った。この瞬間を生きるために多くのことを犠牲にした。ピッチに戻り、ゴールを決め、チームを助けることができて嬉しい。
【動画】ジュニオール・サントスの142日ぶりのゴール!
スパイクを磨くジェスチャーでジュニオール・サントスを称えるボタフォゴのオーナー