2024明治安田J2リーグ最終節が10日に行われ、横浜FCがV・ファーレン長崎との自動昇格争いを制した。

 横浜FCは昇格王手の状況で今季初の連敗を喫するなど急失速し、4連勝の3位長崎と勝ち点差「3」で最終節に突入した。
横浜FCが敵地レノファ山口FC戦で引き分け以上なら、長崎の結果に関わらず2位が確定。横浜FCが敗れて長崎が愛媛FCに勝利すれば、長崎が得失点差で横浜FCを上回り、逆転で2位となる状況で運命の最終戦を迎えた。

 V・ファーレン長崎はマテウス・ジェズスとマルコス・ギリャルメの2ゴールずつなど5-2で勝利。しかし、横浜FC対山口がスコアレスドローで終了。横浜FCは最終節までもつれた2位争いを辛くも制し、1年でのJ1リーグ返り咲きに成功した。通算4度目のJ1昇格。“エレベータークラブ”から脱却し、1部定着を目指す。
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