アーセナルに所属するイングランド人DFベン・ホワイトに戦線離脱の可能性が浮上しているようだ。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 報道によると、ホワイトはここ数週間に渡って痛みに耐えながらプレーを続けていたとのこと。インターナショナルマッチウィークに突入するこのタイミングで、慢性的な問題を抱えているひざ関節の軽度の手術に踏み切ったようだ。これにより6週間から8週間程度の戦線離脱が見込まれており、実戦復帰が年明け以降にずれ込む可能性もあるという。

 ホワイトは右サイドバック(SB)を主戦場に今シーズンここまで公式戦12試合に出場。離脱となれば、首位リヴァプールと「9」ポイント差の4位からの巻き返しを図るアーセナルにとっては小さくない打撃となる。同クラブではブカヨ・サカとデクラン・ライスも負傷によりイングランド代表を離脱。戦列復帰したばかりのマルティン・ウーデゴーアもコンディション調整のため、ノルウェー代表活動に不参加となっている。

 一方で、ホワイトと同じくSBを主戦場とするイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリと日本代表DF冨安健洋は戦線復帰に近づいている模様。『デイリーメール』が報じたところによれば、今後の状態次第ではあるものの、両選手ともにインターナショナルマッチウィーク後には起用可能となる可能性が高いようだ。スコットランド代表DFキーラン・ティアニーの状態は依然として不透明となっている。

 インターナショナルマッチウィーク後の初戦では本拠地『エミレーツ・スタジアム』に好調のノッティンガム・フォレストを迎え、その後はスポルティング、ウェストハム、マンチェスター・ユナイテッドなどと対戦するアーセナル。ホワイトの離脱が伝えられるなか、カラフィオーリと冨安の一刻も早い復帰が待たれる。

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