マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが、久しぶりに先発出場したノッティンガム・フォレスト戦を振り返った。

 しばらく負傷離脱していたデ・ブライネは、11月5日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節のスポルティング戦で終盤に途中出場し、復帰を果たしたものの、体調は万全ではなく、試合には出場し続けていたが、いずれも途中出場で終盤のみの出場に終わっていた。


 それでも、4日に行われたプレミアリーグ第14節のノッティンガム・フォレスト戦で先発復帰を果たすと、8分に左からのクロスに頭で折り返し、これに反応したベルナルド・シウバが押し込んで、先制点をアシスト。さらに、31分にはボックス中央付近でパスを受けると反転して右足を振り抜き、追加点を挙げた。

 なお、マンチェスター・シティはその後、57分にジェレミー・ドクがダメ押しゴールを挙げ、3-0で勝利。プレミアリーグの連敗を「4」で止め、公式戦8試合ぶりの勝利を収めている。

 久しぶりの先発出場で白星に大きく貢献したデ・ブライネは試合後、イギリスメディア『BBC』で、「不快なケガで、謎でパズルのようだった。徐々に良くなってきている。かなり長い時間プレーできたし、気分も悪くなかった」と74分までプレーした試合を振り返りながら、次のように続けた。

「ほっとしているよ。僕たちのほとんどはマンチェスター・シティに来る前からキャリアを積んでいて、僕は降格と戦った経験がある。もっとひどい状況になることもあるし、厳しい時期だった。ケガ人もいたけど、僕たちはそのレベルに達していなかった。今日が改善への第一歩になることを願っている」

 また、先日にはなかなか先発出場していなかったことから、デ・ブライネとの関係悪化を疑われていたジョゼップ・グアルディオラ監督がこの噂を否定する事態にもなっていたが、同選手自身も「いろいろ言われているのはわかっている。
ペップと僕の間に問題などあったことがない」ことを強調した。

「彼は僕が苦労していたことを知っている。痛みと不快感がある。だけど、ピッチには戻りたい。今シーズンの初めは調子が良かった。体を取り戻すために一生懸命頑張っている。これからも浮き沈みがあるかもしれない。あまり痛みを感じなくなる体を取り戻せたらいい。そうすれば大丈夫だ」

 さらに、デ・ブライネは『Amazon Prime』で得点シーンについても言及。「驚いたよ。ジェレミーからボールをもらった時、振り向いたらあまりにもたくさんのスペースがあったからね」とゴール前でフリーだったことに驚いていたことも明かした。


【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsノッティンガム・フォレスト

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