ウルブスからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍を果たしたブラジル代表FWマテウス・クーニャが、「夢が実現した」と語った。12日、同クラブの公式サイトがコメントを伝えている。


 現在26歳のクーニャは、2023年1月にウルブスにレンタル移籍で加入すると、その年の夏に完全移籍へ移行。2023-24シーズンは12ゴール、今シーズンは15ゴールを挙げる活躍を披露し、2シーズン連続の2桁得点を達成した。

 そんなクーニャは今夏の移籍市場でステップアップを噂されると、6月1日にマンチェスター・ユナイテッドへの完全移籍が決定。6250万ポンド(約122億円)の契約解除金を支払うことでクラブ間合意し、1年間の契約延長オプション付きの5年契約を締結した。

 クーニャはクラブの公式サイトを通じてコメントを発表し、イングランドの名門クラブへの移籍に喜びを示した。

「マンチェスター・ユナイテッドの選手になることが決まった時の感情を言葉で表すのは難しい。子供の頃からブラジルの祖母の家でプレミアリーグの試合を観戦していたし、マンチェスター・ユナイテッドは僕の一番好きなイングランドのチームであり、赤いユニフォームを着ることを夢見ていたんだ。家族、そしてその夢の実現を支えてくれたすべての人に感謝したい」

「プレシーズンが始まるのが待ちきれないよ。チームメイトと仲良くなり、これからのシーズンに向けて準備を進めたい。チームにとって貴重な存在になり、クラブを再びトップに押し上げられるように全力を尽くしたい」

またジェイソン・ウィルコックスFD(フットボールディレクター)は、「マテウス(クーニャ)の獲得は、この夏の優先事項の1つだったので、移籍期間の早い時期に契約できたことをうれしく思う」と述べた。
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