現在27歳の前田は、2022年1月からセルティックでプレー。2024-25シーズンは公式戦51試合出場33ゴール11アシストを記録し、4年連続となる国内リーグ優勝やスコティッシュ・リーグカップ制覇に貢献した。その活躍が認められ、クラブの年間表彰式では得点王、ファン投票の最優秀選手賞、選手投票の最優秀選手賞の“個人3冠”を達成。スコティッシュ・プレミアシップの年間最優秀選手や、スコットランドプロサッカー選手協会(PFA)による年間最優秀選手賞にも選出された。
さらなるステップアップにも期待が集まるなか、『TEAMTALK』はトッテナム・ホットスパー、ブレントフォード、エヴァートン、ウェストハムといった複数のプレミアリーグクラブが前田に関心を寄せていると報道。現行契約を2027年まで残す同選手の市場価格を、セルティックが約2500万ポンド(約50億円)と見積もっていると主張した。
また、セルティック側は前田の退団に備え、EFLリーグ1(イングランド3部)のウィコム・ワンダラーズに所属するコートジボワール人FWリチャード・コネに狙いを定めている模様。一方で、ウィコム・ワンダラーズが700万ポンド(約14億円)近い移籍金を要求する可能性があり、前田の売却によって十分な資金が得られない場合、セルティックは獲得を見送る可能性もあるという。