バルセロナに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが、クラブとの契約延長に迫っているようだ。22日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。


 現在28歳のF・デ・ヨングは、2015年に母国オランダのヴィレムIIでプロデビュー。同年夏の移籍市場でアヤックスへと加わり、公式戦通算89試合に出場しながらエールディヴィジ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に貢献した。2019年夏にはバルセロナに完全移籍し、1年目からチームの主力に定着。ここまでの在籍6年間で公式戦通算259試合出場19ゴール21アシストをマークしてきた。

 バルセロナとの現行契約が2026年6月で満了を迎えるF・デ・ヨング。以前から同クラブへの残留を希望していると噂されているものの、現時点で新契約締結には至っておらず、今夏の移籍市場では去就に大きな注目が集まっている。

 そうしたなか、『ムンド・デポルティーボ』はF・デ・ヨングがバルセロナとの契約延長に成功する見通しと報道。同選手は前代理人のアリ・ドゥルスン氏との契約を正式に解消できておらず、法的に関係を終えるまではバルセロナ側がF・デ・ヨングとの契約延長交渉を進めることはできない状況にあるという。しかし、契約延長に向けた双方の意思は共通しているため、ドゥルスン氏との契約が解消され次第、近いうちに契約が更新される見込みであると指摘した。
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