同試合、リヴァプールは0-0で迎えた後半立ち上がり、フランス代表FWウーゴ・エキティケの2ゴールで先手を取ったものの、その後リーズに追い付かれる展開。80分にはボックス内でスルーパスを呼び込んだハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが勝ち越しゴールを奪ったが、後半アディショナルタイムには日本代表MF田中碧に同点ゴールを許し、試合は3-3で終了。リヴァプールはこれで2戦未勝利となった。
同試合、サラーはベンチに座ったまま、出番がなかった。ベンチスタートとなるのはプレミアリーグで3試合連続で、今季2度目の出番なし。このような状況を受けて、リーズ戦終了後、サラーは駆けつけた報道陣に対して自身の思いを打ち明けた。
まず、サラーが口にしたのは「何と言っていいか分からない。信じられなかったよ。チームとして本当に残念な結果だ。間違いなく勝つべき試合だったのだから」との言葉。これは試合結果に対するもので、「序盤に2点取れて、試合は我々が有利に進められていたのに、馬鹿げた失点をしてしまった。
同時に、勝ち越しを狙う状況でも起用されず、90分間ベンチを温めたままだった状況については、「(ベンチスタートは)今季3度目のことだが、リヴァプールに来てからのキャリアでは初めてだと思う。正直、非常に非常に失望している」と率直な心境を口にする。「今、僕はベンチに座らされている理由がわからない。クラブの誰かが、僕を犠牲にしようとしているのではないかとすら感じる。誰かが、僕に全責任をなすりつけようとしているのは明らかだ」と意味深な発言も残したが、この“誰か”については、「わからない」と話すにとどめた。
また、リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督との関係性については、「以前に何度も口にしたように、監督とは良好な関係を構築してきた。ところが突然、その関係は壊れてしまった。なぜかは僕にはわからない。ただ、誰かが僕をクラブに居させたくないのだと思う」とコメント。リーズ戦のベンチスタートについては、スロット監督から直接伝えられたというが、「彼は僕の気持ちを理解している。
サラーはエジプト代表の一員としてアフリカネイションズカップ2025に出場するため、15日に『アンフィールド』での開催を控えた次節のブライトン戦をもって、チームから離れる予定となっている。同試合を前に、サラーは「昨日、家族に言ったんだ。ブライトン戦(12月13日)に来てくれとね。僕がプレーするかどうかはわからないけど、楽しむつもりだ」と明かすと、「『アンフィールド』でファンに別れを告げ、アフリカネイションズカップに向かうよ」と、今冬の退団も示唆した。
サラーは今年4月にリヴァプールと2027年6月30日までの新契約を結んでいたばかり。「新契約を結んだことを後悔しているか?」と問われたサラーは、次のように言葉を返し、悲痛な胸の内を明かした。
「正直に応えるのがどれほど辛いことか想像してほしい。この質問自体が胸に突き刺さる。
【ハイライト動画】リヴァプールはまたも勝てず…田中碧にゴール許しリーズとドロー

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