イラン代表がFIFAワールドカップ2026のベースキャンプ地を、アメリカのアリゾナ州からメキシコのアメリカ国境に位置する街ティフアナへと変更するようだ。23日に『アスレティック』が伝えた。


 グループステージの試合を南カリフォルニアとシアトルで行う予定のイラン代表は、元々アリゾナ州ツーソンをトレーニング拠点に予定していた。しかし、発表から1週間後にアメリカおよびイスラエルがイランを攻撃して以降、イラン代表のW杯参加およびアメリカ入国は不透明な状況が続いている。

 そんななか、イラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)のメフディ・タージ会長は国際サッカー連盟(FIFA)やワールドカップの関係者と会合を行った結果、「チームの拠点を米国からメキシコに変更するという我々の要請が承認された」と声明で発表。「我々は、太平洋に近く、メキシコと米国の国境に位置するが、メキシコ領内にあるティフアナにベースキャンプを設置する。契約は最終決定され、FIFAの承認もすでに得ているため、何の問題もない」と述べた。

 イラン代表は試合開催地をアメリカからメキシコに変更するよう要請していたが、FIFAはスケジュールの変更が困難だとしてこれを拒否。ただ、イラン代表がW杯に参加する方向での調整は進められており、選手たちの安全確保や代表チームに同行する全選手・スタッフ・役員がビザを取得できるという保証などが争点となっている。

 イラン代表は現在、トルコで事前の調整を行っており、ガンビア代表やマリ代表とのトレーニングマッチを同国で予定している。
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