スペイン代表は8日、FIFAワールドカップ2026共催国の1つであるメキシコのプエブラ州に位置する『エスタディオ・クアウテモック』で、今大会の出場権を逃したペルー代表と激突。試合はキックオフ直後の2分、FWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)がミドルシュートを突き刺すと、32分には、右サイドを抜け出したFWフェラン・トーレス(バルセロナ)の折り返しをMFペドリ(バルセロナ)が押し込む。2点をリードして折り返した後半立ち上がりの53分には、FWジェレミ・ピノ(クリスタル・パレス/イングランド)がオウンゴールを誘発。66分には1点を返されたものの、試合はこのまま3-1でタイムアップを迎えた。
同試合のスタートからゴールマウスを託されたのは、GKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)だった。28歳の守護神は、ルイス・エンリケ前監督(現:パリ・サンジェルマン)体制下で“ラ・ロハ”の正守護神に上り詰めると、デ・ラ・フエンテ監督就任以降も正GKとしての立場を揺らがぬものとしている。優勝を果たしたEURO2024でも、ターンオーバーを実施したグループステージ第3節アルバニア代表戦を除く全試合に先発し、スペイン代表の優勝に貢献していた。
だが、スペイン代表は同選手の他にも非常に優秀なGKを抱えている。GKダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド)は、プレミアリーグで最も多くのクリーンシートを達成したGKに贈られるゴールデングローブ賞を3年連続で受賞し、アーセナルを22年ぶりとなるプレミアリーグ優勝へ導いた。GKジョアン・ガルシア(バルセロナ)も、ラ・リーガで1試合あたりの平均失点数が最も少なかったGKに贈られるサモラ賞に輝いており、バルセロナのラ・リーガ連覇に大きく貢献した。
ラヤについては、先のペルー代表戦でハーフタイム明けからピッチに立っている。J・ガルシアについては、4日に行われた国際親善試合のイラク代表戦でスタートから73分までゴールマウスを守っていた。
しかしながら、デ・ラ・フエンテ監督の中で、“決断”はすでに下されているようだ。「この試合の前から、(GKに関しての)決定は明確だった」と切り出した指揮官は、「どのGKを起用するのかは、私の中で決まっている。もちろん、アクシデントがなければの話だがね」と続け、具体的な人物名に触れたわけではないが、ペルー代表戦の前半にゴールマウスを守ったウナイ・シモンが、本大会も正GKに君臨する可能性が高そうだ。
一方で、「彼ら3人は、W杯で試合に出場するに値する選手たちだ」とデ・ラ・フエンテ監督。不測の事態にも動じない陣容となったことを強調した。
今大会、4大会ぶり2度目の優勝を目指すスペイン代表は、グループHに組み込まれた。15日にカーボベルデ代表と、21日にサウジアラビア代表、26日にウルグアイ代表と、それぞれ対戦する。
【ゴール動画】オヤルサバル&ペドリがペルー戦で決めたゴール

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