小野が主催する同スクールは、自身がモットーとする「サッカーの楽しさ」を伝えたいという思いや、2020年のオリンピックに向けて東京をサッカーで盛り上げたいという思いから実現。
初回となった28日は、約1時間半の練習を実施。「現役中に子供たちと触れ合っていきたいという思いがあり、それがきっかけで始めたサッカースクール」という言葉どおり、冒頭のランニングから子供たちとコミュニケーションを取りながらの練習となった。
リフティングの練習で、自ら実演して華麗なボールさばきで子供たちを沸かせた小野は、最後の試合にも参加。「明るく何かに熱中する楽しさをずっと持ち続けてほしいと思う。そういうものを伝えられるようにやっていければいい」と語ったように、笑顔で子供たちとボールを蹴り合った。
同スクールは、約50人の小学生が12月まで継続参加する形式となっている。「常にトップ選手になるんだという目標を持って、男の子は日本代表、女の子はなでしこジャパンという夢を持ってくれれば」と口にするとともに、「次に子供たちがどれぐらい上達しているかという楽しみもある」と1カ月後の再会を待ち望んだ。