フィオレンティーナに所属するスロベニア代表MFヨシップ・イリチッチが、21日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によるインタビューに応え、横浜F・マリノスに所属する元日本代表MF中村俊輔を手本にしていると明かした。

 現在27歳のイリチッチは、2013年夏にパレルモからフィオレンティーナへ移籍すると、初年度にセリエAで21試合に出場。
2年目の昨季はシーズン終盤の6試合で7得点を記録した。左足のフリーキックを得意としており、今月5日に行われたヨーロッパリーグ・グループステージ第4節のレフ・ポズナン戦ではエリア手前から直接フリーキックを決めている。

 同選手は、自身が得意とするセットプレーにおいて影響を受けた選手を問われると「セルティックにいたナカムラだ。彼は世界一だよ」と、2005-06シーズンから4年間セルティックでプレーした中村の名前を挙げた。

 イリチッチの4得点もあって現在リーグ首位を走るフィオレンティーナは、22日に行われる第13節でエンポリと対戦する。