敵地で横浜F・マリノスを破ってシーズン白星スタートを切った仙台。連勝をかけ、ホーム開幕戦に臨む今節は、横浜FM戦から1名を変更。FC東京から期限付き移籍で加入したMF三田啓貴が契約の関係で出場できず、代わって藤村慶太が起用された。一方のFC東京は、ホームでの開幕節で大宮アルディージャに敗れ、黒星スタートとなった。それでも、1日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第2節ではビンズオンを3-1で撃破。弾みをつけて今節を迎えた。ACLからは5名を入れ替え、MF東慶悟、FW前田遼一、FW阿部拓馬らがスタメンに名を連ねている。
試合は開始早々に動く。7分、左CKを得た仙台はキッカーの梁勇基がニアサイドにクロスを入れると、渡部博文のヘディングシュートがゴール左下に決まった。
しかしFC東京もすぐに追いつく。9分、左サイドでFKを得ると、小川諒也がクロスを供給。ファーサイドの森重真人が右足ボレーで合わせたボールがゴール前で複数の選手に当たってオウンゴールとなった。
その後は互いに攻め手を欠き、1-1のまま前半を折り返す。
後半に入り51分、左サイドから攻撃を仕掛けたFC東京は、橋本拳人が東とのワンツーでエリア内左に侵入し、左足でクロス。このボールをニアサイドに走り込んだ前田が右足インサイドで流し込み、逆転ゴールを奪った。