
この大会限定でフットサル日本代表監督に就任していた木暮賢一郎監督は、わずか3日間のトレーニングキャンプの中で初招集選手の多いチームをグループとしてまとめあげ、9月に開催される2016 FIFAフットサルワールドカップ・コロンビアに出場する2カ国を相手に、まったく引けを取らない試合を展開した。
第2戦のウズベキスタン戦後、木暮監督は「試合としては勝つことはできませんでしたが、日本代表の誇りや熱い想いをピッチで表現しようということを伝えてきました。それが伝わっていたらうれしいなと思います」と語った。2月のAFCフットサル選手権で過去最低の結果に終わったフットサル日本代表は、この大会で再び前に進み始めた。
以下、木暮賢一郎監督記者会見要旨
――今日の試合を振り返って。
「まず、試合の話の前に、こういう機会を与えていただいた日本サッカー協会と、快く送り出してくれたシュライカー大阪に感謝したいと思っています。また、現役時代、選手とスタッフという関係だった小森(隆弘)コーチと村岡(誠)コーチ、そして普段はFリーグでライバルというか敵でもある岡山(孝介)コーチと谷本(俊介)コーチにも感謝しています。そして本当に選手あってだと思いますので、この難しい状況の中、6日間にわたってこちらの要求について来てくれて、2試合に渡って素晴らしいゲームをしてくれた選手にも感謝しています」