
この大会を視察した日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は、2016 FIFAフットサルワールドカップ・コロンビア出場を逃したフットサル日本代表と、リオデジャネイロ・オリンピック出場を逃したなでしこジャパンの強化の必要性を口にし、「女子とフットサルに共通するところでは、協会がもっとリーグをサポートしないといけないと感じました」と、日常のリーグ戦からテコ入れをしていく考えを明らかにしている。
以下、田嶋幸三委員長のコメント要旨
――アジア選手権で厳しい結果に終わったフットサル日本代表を今後どのように立て直していこうとお考えですか?
「まず、この試合をやることはすでに決まっていましたので、しっかりやりたいと。それから木暮(賢一郎)くんは、選手として非常に優れた経験を持っていて、コーチ陣も非常に良い形で整えてくれました。(4月限定の)代行とはいえ、しっかりとやってくれたと思います。フットサル自体は、ミゲル・ロドリゴ前監督のときとだいぶ変わったなという印象を受けました。ダイナミックで大胆な攻撃を仕掛けているので楽しみですね。ただ、今後どうなっていくかは北澤(豪)くんがフットサルのトップ(委員長)ですし、それから小西(鉄平)くんを中心に、新しく強化についての委員会も立ち上げています。そういうところで話し合いながら、次の強化を考えないといけないと思っています」